職場で潰れないために

心身の不調で退職し、新しい職場で働きだして4ヵ月が経ちました。

あの時のような身体の不調は、まだないけれども、完全に克服・回復ですとはまだ言えない状態かな。

 

rakubeer.hatenablog.jp

 

 

僕のような人間には、不安や緊張が付きまとうものだなと深く実感します。

この不安とうまく折り合いをつけることが、長く・楽に働くために必要なのだと思います。ただ、この不安感は生まれてからずっと何かしらの形で付きまとってきたものだからなかなか気づけない。

自分の影みたいなもので自分が動けば同じように形を変えるから本物だと勘違いしてしまうし、時には小さくなったり、自分より大きく伸びたり、厄介なものです。

 

・不安や緊張の正体をつかめるか

仕事をしていくうえで、とてもストレスに感じることってたくさんあります。

たぶん、ほかの方もあると思います。ざっくり言うと人間関係や業務内容、働く時間。

けれどそのストレスに対処するためには、何が本当にいやなのか把握する必要があるようです。

 

ぼくの場合は、「仕事のプレッシャー」というものです。けれどなにがプレッシャーか考えると、「失敗すること」がとても怖く、日々身体を硬直させています。

 

そして、失敗した時に様々なことが起こると思います。大声で叱責されたり、小言を言われたり。

ぼくの場合は、周りの人から「役に立たないやつ」と思われることがとにかく怖いです。殴られるより、大声で怒られるより、その後の視線を想像するだけで逃げ出したくなります。

 

そして、なにより周りから「役に立たない」と思われながら、その場にとどまることは僕にはできないし、そうすると職を失い、食べて行けず、友達も失い、一人になって死ぬ。

そのくらい極端に失敗が僕には怖いです。

もちろん、1回の失敗でそのようになることはないとは思うのですが…

 

そのくらい怖いことを不安に思いながら、日々仕事を行うのはとても疲れるし、ストレスです。これが続くと、きっと心身を壊すなとも思っています。

「自分の不安で自分がつぶれて不安の通りになる」それが、不安の悪い原理かと思います。

 

 

「仕事で上司に怒られるのが怖い」そう考えているうちは、自分の根本の部分のケアはできないですよね。

その表面にある不安を掘り下げていった時に、根本にアプローチできるようになるようです。

 

「大丈夫、準備はしっかりしたから仕事はきっと上手くいく」という励ましより、

僕の場合は「大丈夫、失敗して仕事を辞めても死にはしない」という励ましが必要なのかも。

人それぞれ違う不安があるけれど、自分の不安を捉えて、

やっとケアのスタートラインに立てる。

 

そして、そのずっと抱えている不安は、あなたの責任ではないです。

そうしないとこんな大変な世界を生きてこれなかった。

サバイブしていくための手段を、「不安を感じてそれに対処する」しか知らなかったのだと思う。

 

家族のサポートが薄かった子供は、そうやって身を守るしか知らなかったのではないかな。