【BOOK】自己肯定感を持てるような環境で生きてきた人はやはりなにか違う

こんにちは、お盆の時期になり、実家に帰ってきている人も多いのではないでしょうか。

僕も久々に実家に帰ると、自分が育った町だったり、自分の部屋や家の雰囲気だったりと改めて実感します。

 

先日、友人の紹介でMさんという人に出会った。

このMさんとは仕事でも以前から少しだけやり取りとをしていたのですが、ベンチャー企業の技術部門のトップということで、とてもユニークな方です。

僕が職場の環境が合わずに、苦しいという話をした際には「自分に合わないところは早く移った方がいい」と助言もしてくれました。

助言というほどではないと思う方もいますが、こういったシンプルな考えをしている人ってあまり多くないのではないでしょうか。

たぶん多くの人は、

次の仕事が決まってから辞めた方が良いとか、

人間関係なんてどこにいっても大変だから、辞めたところで一緒とか

そんな感じのことを言うと思います。

 

なので、僕にはMさんの考え方がとても新鮮に感じました!

実際にMさんは自分の好きなところに住むということで、これから地方へ移住するようです。

 

Mさんのような人と僕は何が違うのだろうと考え、

僕の中での結論は「やっぱり自己肯定感が違う」というところでした。

自己肯定感や自信というと、

・自分は今までにこういったことをしてきた

・仕事でこういった大きな業務を行った

・こういった有名な人と知り合いで仲が良い

など、自分が行ってきた事柄があるから、自分は大丈夫という感覚を持つかたもいるかもしれませんが、きっとこれは有名ブランドの服で固めているから銀座行っても大丈夫的なことだと思います。

 

本当の自己肯定感とはきっと「自分のありのままで大丈夫」という感覚なのだと思います。この感覚を当たり前に持っている人もいますが、持っていない人には極めて理解しづらい感覚です。

「長いお盆休みになにもせず、ゴロゴロして一週間過ごして、なにもしなかったなぁハハハッ」といえる人はきっと自己肯定感高めだと思います。笑

なにもしなかったことに罪悪感を覚えたり、なにかしないとと旅行や予定を詰め込んだりしてしまう方はきっと恐れがある方です。

自分が健康で日々存在しているだけでOK!という感覚なのかもしれません。

 

そしてそういった適切な肯定感を持っている人は社会でもとても強い。

・自分に合わないなら場所を移ればいい。

・いやな人とは距離を置く、もしくは嫌味に言い返す

・心から好きなことができる、その結果好きな事を仕事にできる

そうやっていい循環が生まれていくのだなとMさんと話していて感じました。

そうやって自己肯定感の高い人には、同じような人間が集まってくる。

そして、ぶっ飛んだ組織が出来上がるという方程式なのかもしれません。笑

 

自己肯定感=幼少期の親からの愛情の蓄積(子供からの主観的な愛情の感覚)

なのだと思います。その感覚がないといつまで経っても、何歳になっても愛情を求めて、他人に尽くし続けてしまう。その結果、一度の人生を他人のために生きていき、身体がSOSを出す。そういった循環が生まれてしまいます。

そんな内容がこの本に…

心の休ませ方―「つらい時」をやり過ごす心理学

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