【働き方】部署の中でボトルネックになる人の特徴

自身の経験からも、働くうえでの部署や環境はとても重要だと思っています。

サッカーのスタープレーヤーでさえ、チームが変わったり監督が変わるだけで、活躍できなくなったりしますよね。

どうしても私が働いていた場所ではそういった「マネジメント」の観点が抜けている上司ばかりでした。唯一マネジメントができた転職組の上司は、すぐに辞めてしまいましたし。

 

もちろんマネージャーとして、部署をマネジメントするうえで大変なことが多いのはどの企業でも同じだと思います。けど、マネジメント一つで、業務の効率や処理量が変わるのであれば、積極的にメンバーに働きかける必要があると思っています。

そして、どこの部署にもいる、ボトルネックになる人材にはいくつかパターンがあると思っています。

私が経験したそんな人材をいくつか紹介します。

 

なにかを変えることが怖いひと

割と年齢が高い人に多いかと思います。今までのやり方を変えるのが怖い人がいます。

そういった人って「今までこのやり方で上手くいっていたから」と考えているようですが、はたから見るとうまく機能していない業務でさえそのように考えているようです。

そういった人に新しいやり方やシステムを提案するのって本当に難しい!

いくらこちらが合理的に説明しても、受け入れるキャパシティがないので、逆ギレしてきたりします。

ただそういった人がいると、業務の幅が広がりません。その人は10年前から同じやり方で同じ業務を行っているようですが…普通に考えると10年間進歩がない、10年間業務の質・量ともに変わっていないのってやばくない?

 

時間で労働量を計るマン

残業ありきで業務を設計している人です。もちろん業界によっては、ある程度仕方ない部分もあるかと思うのですが、定時以降に仕事しだすやつっていますよね。

しかも、「自分は残業しているんだ!」と胸張ってますので、人より仕事していると勘違いしまくっていたります。そういう人は逆に定時で帰る人にマウンティングしてきたりします。本当に厄介。

営業であればある程度の成果を数字で換算できるので、こういった残業するけど成果上げない人ってバレやすいのですが…事務系だと労働量を計る指標があいまいだったりするので、こういうやつが増えます。

 

業務抱え込みまくって、私がいなきゃダメっていう人

新入社員の時はある程度仕事が自分について、残業が増えていくと、自己価値観のようなものにつながることがあります。それは一過性のものとしては良いと思うのですが…

いつまでもそれをやっている人っていますよね。

僕個人としては、複雑な業務を簡素化する→誰でもできるように標準化する→それを自分以外の人に渡していく。これができる人が一番かっこいいと思っています。

ただ、「この仕事は私にしかできない、私ばかり仕事が増えちゃって大変だわぁ…今日も残業、明日は休日出勤。でも私がいないとこの仕事は回せないからね☆」みたいな腐った自己肯定感をもっている人は早くやめてください。

そういう人は業務を複雑化する→他の人がその業務をする際に自分ルールで厳しく縛る→バカバカしくなって新しい人が業務をやめる→「やっぱり私しかできないのね☆」ってなる。

 

そして、こういった人たちに共通しているのは、自己価値観や劣等感など、メンタル面で抱えているマイナスが大きいということだと思います。

自分がそのまま生きていて価値ある人間と思えないので、

・人より働いている=価値がある と思いたい

・働く以外で時間の使い方が分からない

そういった心理的なことが大きく影響しています。

 

なのでマネジメントするのはめちゃくちゃ難しい。業務のフローなどであれば仕切りを入れることはできるけど、気持ちまでアプローチすることって難しいですから。

ただ、そういった人材育成までアプローチしている会社がとても成長していると思います。

表面的な問題の裏にあるものまで想像できるマネージャーがとても求められていると思います。