【BOOK】適応障害の環境要因
こんにちは。
仕事をお休みして2週間ほど経ちました。だいぶ体調は回復し、少しずつ前のように戻りつつあります。それもこれも、早くにストレスから離れられたことが良かったかなと思っています。
生活のリズムをあまり崩しすぎないように、朝にカフェにきて読書をしてブログを書くようにしています。
先日読んだ本が非常に分かりやすかった。
岡田さんの本は以前も読んだことがあるのですが、アダルトチルドレンとよばれるものや、心理的な問題を愛着という観点から説明しているのがポイントかと思います。
適応障害についてを、環境やストレスだけでなく愛着の形成から説明しているため、自分の養育環境に疑問がある方はより理解がしやすいように思います。
適応障害になる環境として2つのタイプがあるようだ。
1つ目はいわゆる業務が多すぎる、残業が多すぎるなど、過酷な環境で、
日々大量の業務に追われ、とにかく負担が大きく、ストレスのたまる職場。
2つ目は主体性を奪われる職場。
その人が大切にしていることや、その人らしくいることが認められない職場であり、人はそのような環境に長期間いると相当ストレスがたまるようだ。
僕の場合は1つ目もある程度あるが、2つ目の主体性を奪われるということがとても苦痛だった。
僕のなかで、ここ2~3年大事にしている仕事への姿勢がある
・効率よく仕事をして、無駄な残業はしない。人にもさせない(その人が残業好きなら強要はしない)
・プライベートを楽しむために仕事をし、仕事を楽しむためにプライベートでエネルギーを蓄える
・まずは自分がどうしたいかを考える。自分に嘘をつかない
だけど移動先の職場では…すべての仕事をパワハラ先輩に確認し、その人のやり方から少しでも外れるとネチネチ言われる。
「前からそのようにやっているから」ということで、アナログな仕事や、使いもしないデータを集計させられる。
休日出勤するパワハラ先輩に付き合って週末がなくなる。さらに週末は早朝出勤。
週末がそんな感じなので、花金なんてない、キャンプなんていけない…
そうやってとにかく、「自分らしさ」を強制的に奪われているという感覚があり、苦痛で仕方なかった。
今まである程度社会人をやっていたから、残業や休日出勤などある程度は慣れているつもりだ、けど…それは主体性が認められていたからだと思う。
マイクロマネジメント型の先輩や上司を持つひとは不幸だ。
彼らの心理には病的な不安や恐怖があり、全てを把握したい。少しでも自分の想定から外れると乱れ、人を責める。
ぜひ、そんな上司と働くなかでも「自分らしさ」は大切にしてほしい。
上司に口答えをするのではなく、「自分は今、自分らしさを発揮できずに仕事をしているが、それは上司に合わせているから」と意識するだけでもいいと思う。そう思うだけでも、自分の自分らしさは少し息を取り戻すはずである。
コーチングや後輩のトレーナーをしていた時に
「その人は、そのままで完璧である」
「その人はもしかすると、自分以上の能力を持っている」
そういった可能性を信じて、コミュニケーションするように意識していたが、
今回身をもってその大切さを感じた。